カラータイマーが鳴っている

どんなに飲んでも本日中に更新するのが意地というもの。

山脇先生による教育原論の授業。
明治期、学制公布により開始した近代教育が、
実学重視から徳育重視に変化するその流れを学んだ。
徳育に強い影響を与えた教育勅語も紹介してもらった。
たまたま先日、祖母に教育勅語について話を聞いたところだった。
「チンオモウニワガコウソコウソウクニヲハジムルコト、後は忘れた」
と祖母は言っていた。
「どういう意味か」と問うと、
「分からない」と答える。
どうも教育というのは大人の思惑と子供の受け取り方は違うように思う。
当時の子供は教育勅語の暗記を強いられたらしいが、
言葉を暗記してても意味を理解していないことは、間々あることであろう。
我々高野山大学の学生が般若心経を唱えても意味を理解していないのと同じである。
だが多くの帝国民が疑うことを知らず、帝のためと信じて死んでいったことは事実であるから、
教育勅語などは教育を施す側のための指針として機能していたのであろう。

先帝に対して忌み言葉を使用し、慌てて訂正する山脇先生の様子は失礼ながら愉快でありました。



朝から信長様の墓に参るために大分歩いたので、今は眠い。
お酒を飲んだので、なお眠い。
今日が終わる三分前にブログを更新するのが意地というもの。