人間関係は一方的ではない

いじめ「ヒヤリ・ハット事例」伝えるルート必要
いじめ問題は大変難しい。
まず、「いじめ」について論じることが難しい。
誰もが「いじめ」らしきものを見て育っている。
そして、その経験をもとに論じるであろう。
しかし、ほとんどの人間は人を死に追いやるような「いじめ」を見ていない。
皆が「いじめ」について論じているようで、
その実、誰もが違う「いじめ」について論じている。
同じことを論じなければ、話にならないのだが、
それぞれが思い浮かべている「いじめ」の程度に齟齬がある。
「いじめに打ち勝つ心の強さを持て!」という人がいれば、
「集団でボコボコにされているのに、そんなことは無理だ」という人もいる。
話し合うときに、違う「いじめ」について話しているのだから無理だ。
一人として同じ人間がいないように、
ひとつとして同じ「いじめ」は無い。
「いじめ」は人間関係だからだ。
だから「いじめ」とはこういうもの、
「いじめ」はこう対処するもの、というような、
定義付けや「いじめ」防止のシステムは危険なことであると思う。
そうしたシステムに壊されてしまう人間が出ないことを祈るばかりだ。


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マメりん……。


歯医者、12/13(金)11:15