サボりも勉強
勉強とは何か。
１、学問や技芸などを学ぶこと。
２、物事に精を出すこと。努力すること。
３、経験を積むこと。
４、商人が商品を値引きして安く売ること。（『大辞泉』）
子どもに勉強させる場合、１の意味においてであろう。
１をさせられることを子どもは嫌いうことが多い。
そして子どもは「どうして勉強しなくてはならない」と問う。
何か目的があって、そのための手段として勉強が考えられている。
なかなか子どもが納得のいく目的を提示できない。
３について考えよう。
人生は経験の連続である。
経験を積むことが勉強である。
人生は勉強である。
家に引きこもって寝てばかりいるような誰かさんも、
なかなか珍しい経験を積んで、勉強になっているのである。
１の勉強をどうにも好きになれない子どもたちには、
まず、どんなことにも意味があることを伝えたいものである。
勉強ができない自分、勉強をしない自分を貶めることはない。
誰もが一瞬一瞬人生という経験の積み重ねをしているという点において、
同じだけ勉強をしているのだよ。
う〜ん。次回はどこへ向かう。
