授業である以上、強制的な能動性ではある

友人に誘われて、Active Learningを導入するという授業に参加してみた。
人数が必要とのことなのでタオル君を連れて行った。
タオル君は勉強嫌いの授業嫌いで、
いつも図書館の隅っこに隠れてスマフォをイジるか寝ているかしている子である。
彼がどのようにActive Learningに臨むのかを観察していた。
案の定、途中トイレに逃げたり、面倒臭そうな態度をとることがあったが、
発言の機会が巡ってくると、黙りこくったりせず、案外自分なりの意見をスラスラと喋った。
僕が無理やり引っ張っていっただけに、
授業終了後に感想を聞いてみたが、「楽しかったっすよ」と彼は言った。
授業嫌いの彼をして「楽しかった」と言わしめるActive Learning。
通常の受動的授業では学生の存在は埋没しがちであるが、
Active Learningの利点は授業を通して自分が存在することを確認できることにある。


新聞部がβ版に続き、ついに創刊号を出したらしい。


夕方、町を変な虫が大量に舞っている。
毎年恒例の雪のような虫かも知れない。