主役は学生

身近でActive Learningが話題になっている。
新しく聞く言葉は何だって英語だ。意味が分からない。
能動的な学習とでもいえばいいのだろうか。
確かに受動的な座学は知識の定着率が悪いと実感する。
つまらん授業は耳に入らないどころか別のお勉強の時間だ。
このブログで何度か宿題や試験の大切さを書いているが、
期末に主体的に調べて人に読ませるレポートを仕上げることの方が、
15回ただ席に座っているより「なるほど」とつぶやく回数が多い。
人に伝えられてこその定着であるから、レポートや発表の迫りくる跫音は有効である。
知識を使えることが目的であり、多くの場合使わないと身に付かないこともまた事実。
使いながら身に付ける、実際に知識の体験者になりすます、
そんな授業なのだろう、Active Learningは。

Active Learningを導入している先生や導入を考えている先生は、
導入しなくても面白い授業をして下さるのだ。
そんなことを考えたこともない人にこそ導入してもらいたい。
昨日書いたことに似ている。
耳を傾けてほしい人こそ耳を傾けない。
ままならないねぇ。