堤中納言物語10

『よしなしごと』と『冬ごもる(断章)』。
『よしなしごと』は物語という感じではないし、
『冬ごもる』は書きさし。
半年かけて読んできた堤中納言物語の締めとしてはつまらないものであった。

桐壺源氏という言葉があるが、
短編集ということもあってか、珍しく全うすることが出来た。
「読む」という実践により、ゆっくり自分のペースで、少しずつ古文力が付いていく。
この自分のペースで成長していくということが、中々気持ち良いということに、最近気付いた。

次読む古典のお勧めが御座いましたら、コメントください。
参考にしたりしなかったりします。