2012-04-11 復讐が怖い 昨夜ついに出た。 足の長い奴だった。 八本もそれを持っている。 壁にへばりついたそやつをティッシュ箱で叩いた。 一本の足と本体に分かれて畳に落ちた。 季節の訪れに心が沈んだ。 しばらくして、仕方なく死骸の処理をしようと目を移すと、 奴は足を一本残して消えていた。重傷を負いながら、 今もまだ僕と部屋をシェアしているのだろう。