今シーズン終了のお知らせ+

藤川球児
彼がクローザーとして僕らを優勝に導くことは一度もなかった。


前谷先生の釈尊伝の授業。
仏教に関わり無く生きてきた人間にとって
「縁起」という言葉は馴染みがない。
「縁起が良い」くらいしか使わない。
「此れ有るが故に彼あり、云々」と先生が簡単に説明してくださった。
何だか聞いていると僕の頭の中に漠然と一つの言葉が浮かび上がった。
ゲシュタルト」。
もちろん浅学な僕は「ゲシュタルト」についてよく知らない。
ただわずかながら「ゲシュタルト崩壊」について知らないでもない。
ある一字を見続けていると
「この字はこんな字だったか?」と違和感を感じることがある。
そういう経験がないだろうか。
僕は割と経験がある。
これは「ゲシュタルト崩壊」という現象らしいのだ。
さて、その「ゲシュタルト」と「縁起」、当たらずも遠からず、と漠然と感じたのだ。
皆さんはどう思うだろうか。
仏教に詳しい人やドイツ語に詳しい人の見解を聞いてみたいものだ。