自己紹介の作文

南先生による日本語の授業。
漢字の小テストをまず十分ほど。
これは辞書を利用してよいのでそれほど難しいことは無い。
次に作文を書く上での注意事項を教わった。
書く項目を選別し、書く順番を決め、字数を配分する。
四百字の原稿用紙二枚で八百字の自己紹介作文を書くことになった。
最後の注意は指定字数の九割は原稿用紙を埋めること。
一時間与えられた。
皆一言も私語をせず、静かなものだった。
そのことに妙に感心してしまった自分が少し不思議であった。
さて、一時間で八百字はかなりきつく、時間内に提出できたのは一名。
僕を含め大抵は十分延長してもらった。
悩んで、その時々で一番いい言葉を選んで、
文章を組み立て、いい作文を完成させたつもりでも、
書きあがったものを読んでみれば、思った程大した文章でもないものだ。