蟷螂の斧

未だ読み終えず、『堤中納言物語』が置かれている。
この短編集において、『虫めづる姫君』は最も有名な一編であり、
僕が読んでいる講談社学術文庫の表紙には蟷螂一匹と毛虫二匹が描かれている。
この厭わしい表紙とも半年の付き合いである。
半年をかけるといえども読み破ることはできるのだから、
今日のブログの題よりは甲斐のあることだなぁ。