この世に主人公はいない

苦しいときは空を見上げましょう。


苦しいときにそんな余裕はありません。

人に言われて気付くことは稀です。

苦しむ人にとっては、その苦しみこそが世界だからです。

でも世界は上にも下にも右にも左にも広がっています。

世界は一点ではないのです。

あなたの近くに苦しんでいる人がいたら、
さりげなく他の世界を見せる努力をしてあげましょう。

幸せを実感できるのは本人だけです。

幸せをつかむ力は本人だけが持っています。

幸不幸を環境に頼っていては、それは儚いものです。

幸せも不幸も本人がつかむのです。

幸せを与えられる人などこの世に居りません。

家族だって他人です。幸せを与えたりは出来ません。

それを間違えてはいけません。

幸せになるためのお手伝いをしてくれる人は居ます。

自分は幸せを貰えると思っているのならば、それは世界を勘違いしています。

幸せは貰えません。あなたが感じ取るものです。

あなたは幸せになるためのお手伝いをしてくれる人たちを大切にしながら、
幸せを自分でつかみ取ろうとしなくてはなりません。

不幸はあなたの心の中にあります。

それを間違えてはいけません。

不幸から目をそむけても逃れられません。

逃げられません。あなたはあなたの心を切り離せないからです。

あなたの不幸を思い起こしてください。
求めています。
求められる者は与え続けなければなりません。可哀想です。

あなたは与えていますか。
あなたは与えていると言うでしょう。
求めるために与えていませんか。

求めなくてよいのです。
与えなくてよいのです。
自分の幸せは自分でしかつかめないのですから。

幸せはギブアンドテイクではありません。
幸せはあなただけのものです。